雑記

カテゴリー「考え様」はじめました

はじめました、の、はじめに

「考え様(よう)」というカテゴリーを作った。
お察しの通り、
「Let’s think!」
と、促(うなが)しているわけでは、もちろんない。

また、このカテゴリーの記事に限り、完全に僕個人の意見なので、なんとなく「ですます調」ではない。
お察しの通り、「ざます」とか「でおま」でも、もちろんない。

話が話なので、目次があっても活用は難しいかもしれない。
が、あえて作ったので、よかったら全体像を掴む等にご活用を。

「考え様」の意味

様【よう】(動詞の連用形の下について複合語をつくる。)

・ありさま、すがた

・しかた、方法

ということから、「考え様」は「考える姿勢、構(かま)え」と言い換えられる。
武士の「構え」がそこから攻撃や防御に転じる基礎となるように、「考え様」の示すところの「姿勢、構え」にも、同様のことが言えるだろう。
その「構え」次第で、切り込む時の軸足の「踏み込み方」であったり、相手が振り下ろしてくる鋒(きっさき)の「いなし方、受け止め方」に大きく影響するのだ。
また、剣道をやってた人でなくてもなんとなく分かる「構え」のコツといったら、

なんとなくコツ!

硬くならず、適度にリラックスした自然な状態が好ましい

ということぐらいだろうか。
次の動作にスムーズに行けるように、という狙いがある。
考える姿勢としても、確かに重要と感じる。

こんな記事タメになるはずない

この「考え様」というぼんやりしたカテゴリーを作って、いくつか記事を書こうと思った。
さらに、当記事に至っては、なぜそういう名前のカテゴリーを作り、そういう”くくり”の記事を書こうと思ったか、を記事にしているのである。
マニアックで抽象的、一見ほとんど多くの人に無関係な内容のようで、今後も含めて当ブログで1位2位を争うほど普遍的でタメになる内容の記事群になるだろう。マニアックで抽象的なものは大抵そうなのだ。
と、僕は思う。
が、ぜひ疑ってかかって欲しい。
「タメになんてなるはずない」と。
実際読んでみて「タメになったな」と満足した場合、それは気のせいだろう。読んだだけで効果のあるものはない。これ1つでお肌の問題全て解決!さらには痩せモテ効果も!というクリームも存在しない。(気のせいが悪いとは言っていない。気のせいぐらいしか効用がないものなんて世の中に溢れている。あえて実益がないようにして、生産と消費を永遠繰り返せるよう仕組まれているのでは、とさえ思えるほどに。そう言いながら僕も「気のせい」は十分それだけで実益足るとも思っている。)
また、読後「やっぱりタメにならなかった」と思った場合にも、あなたの最初の予感「タメになるはずない」が見事的中した訳で、それはそれで悪い気はしないのではないか。
つまり、「絶対タメになる」と、「あの人が言っているなら」とか「こんなに素敵なパッケージなんだから」とか盲信してしまうことで、「まさかタメにならないなんて!」という両手落ちの状況にさえ陥らなければ、ダメージは少なく、リカバリも早い。
何事も疑ってかかれば、読みが外れて良い効果が得られればマル、効果が得られなければ思い通りの結果なのでそれもまた良し(気のせい?)、と全てが好転する。少なくとも自分の手に負える生き方ができる。
つまりは、こんな話をされて、「なるほどその通りだ」と思わないように。
まあこれも「考え様」という話。

カテゴリー「考え様」の声を大にしないまでもなし崩し的に言いたいこと

さて、道草を食っている(食わされている?)状況かとお思いだろうか?
しかし、本題に戻ろうにも、少しも、全然、話が逸れていた訳ではないという驚愕の事実!
というか、目次に④なんて無かったよね?
これも「考え様」というぼんやりしたカテゴリーの懐の深さを伺える。寝起きの執筆で本当にぼんやりと書いているだけかもしれない。
さて(2回目)、そもそも論で、ブログというものの性質上、もちろん、伝わる先、相手のことを考えて書いている。
ブログでなくとも、相手がいて、相手の時間や労力を消費するコミュニケーションにおいては、その相手にとって「価値」があるであろう内容を選び、誤読の無いような形で提示しよう、そんな心意気があって良いだろう。
面と向かって話している個人が相手であれば、反応があり、そのフィードバックから相手にとっての「価値」にも、次第に具体的に、効果的に、踏み込んで行ける。
一方、ブログの記事を書いている時に読んでいる相手の表情は分からない。読む人数も1人ではない(と信じたい)し、いつ読まれるのかも分からない。
ある程度、どういう人が読むのかを書く側が整備することは出来るが、より多くの読者の方々にとっての「価値」を想像するのが、ブロガーの「考え様」かとは思う。
これがユーザビリティだったり、進む方向性の話。
これとは一見矛盾する様だが、ブログのテーマは、狭く、ニッチな、特定の読者層にのみ読んでもらえる様にデザインした方が、特に個人ブロガーとしては上手くいくだろう。書くことは明確、かつ、競争相手が少ない。
その点で、当ブログもある程度、余地のある、まだ耕されていない土地を狙って、ブログの主題や各記事の方針を決めた。そういった中でも異端と言える、一般的で、普遍的なカテゴリー及び該当記事たちが「考え様」である。
特定の相手を対象としないから、記事の内容、狙う価値については、より広く、深く考えなければいけない。
いや、いけないこともない。
けど、そうした方がいい。
と、思うんだけど、どうだろうか。
「◯◯好きも認める」とか、「成功する人がする5つの◯◯」とか、「半年でフォロワー1万人の◯◯がここだけで教える××」とか下品なことは言わないから、少し立ち止まって、自分のことと思って、仕事じゃないんだから期限なんか付けずに、どっしり構えて、そんな姿勢で、長い目で色々考えてみても良いのでは、とか。
そんなニュアンスで選んだ言葉。
「考え様」。
ぜひお時間のある時に。
良い出会いとなることを祈って。

大山 直

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