当カテゴリーでは、漫画「神之塔」のネタバレ及び創作物の価値に配慮をしつつ、「あの話って何話だっけ?」となった読者の助けになるよう、1話ずつの感想よりもっとぼんやりした各話の雑感を書いています。
俗に言う「神之塔ぷちネタバレ感想風あぁーこれこれ」です。
はじめに
- カテゴリー「神之塔」関連記事をお読みになられる方は、こちら(基本方針や更新予定等)を先にお目通し頂けると有り難いです。
- また、この雑感は、冒頭にもあります通り、あくまで「読み返しの話数の見当をつける為」に作っており、原作未読の方にはちんぷんかんぷんになるように出来ていますことを、何卒ご了承下さい。
目次
- プロローグ
- 1話:1F-HEADON's Floor 01
- 2話:1F-HEADON's Floor 02
- 3話:1F-HEADON's Floor 03
- 4話:1F-HEADON's Floor 04
- 5話:2F-Evankhell's hellーエヴァンケルの地獄ー 01
- 6話:2F-Evankhell's hellーエヴァンケルの地獄ー 02
- 7話:2F-Evankhell's hellーエヴァンケルの地獄ー 03
- 8話:2F-Evankhell's hellーエヴァンケルの地獄ー 04
- 9話:2F-Lero ro's TESTーレロ・ローのテストー 01
- 10話:2F-Lero ro's TESTーレロ・ローのテストー 02
プロローグ
「それはここにある」
引用:神之塔 プロローグ
ヘドンが笑ってます。すごく。
art by Slave In Utero 2010
作者のお名前は直訳すると「子宮内の奴隷」。もう世界観がやばいですね。もちろん良い意味です。
2010年から、ずっとコンスタントに描き続けていることに感謝です。
1話:1F-HEADON's Floor 01
塔の外、少年と少女。
死ぬまでついて行く、と少年。
それを聞いてほくそ笑む少女。
ーーー塔の中。1階の試験。
少女の行方も、すべてが、塔の上にある、と、1階の管理人。
身の丈に反する試験と、自身の命を顧みず挑む少年の姿と、物知り顔の大きな口。
塔へようこそ 心より歓迎いたします ぼっちゃま
引用:神之塔 1話
2話:1F-HEADON's Floor 02
塔の波乱、その予感を確かめるべく、道案内を携えた姫。
その灯火の小ささに一度は落胆するも、動かされる彼女の心。
管理人は、自分の落ち度に、誘いのような妥協案を提示する。
姫もまた、少年と同じく自身を顧みず、王から授かった大切な武器を託す。
遠慮する少年も、塔を登る決意を再び問われ、必ず返すと頷く。
神海魚が発する咆哮と風圧の中、少年が目を開く。
3話:1F-HEADON's Floor 03
唯一の合格への道。
教えないのが最善という道案内の評価に反し、
少年はさらに先へ。
しかし、まだ試験は終わらない。
4話:1F-HEADON's Floor 04
塔の最初、1階の管理人は言った。
塔を訪れる者の望み、その価値に見合うテストを用意するだけ、と。
おてんばなニードル、きまぐれな助力、釈然としない合格。
姫と道案内も約束の少年を追う。
5話:2F-Evankhell's hellーエヴァンケルの地獄ー 01
ーーーテストの階。
400を200に。方法は自由。塔の外で少女に教わった「争い」という言葉。
黒の覚悟と、対照的な青の存在。
ルールを嫌い、自らが支配する側なのだ、と信じた道を行く。
2つの道はまだ交わらない。
6話:2F-Evankhell's hellーエヴァンケルの地獄ー 02
本能に忠実な獣。
「争い」の3つ目の定義を持ったそのワ・・・釣り人が、
貪欲なその「強さ」に対する嗅覚で、真っ先に少年と右手の三月に狙いをつける。
交差する3つの道。
7話:2F-Evankhell's hellーエヴァンケルの地獄ー 03
別の交差する道。
火花を挙げて交わるのは、王の力を秘めた針と、自在の剣。
ーーーあ、あと、傍観するジャージ。
打算の青は、黒の非凡に気付き、利に忠実に手を差し伸べた。
8話:2F-Evankhell's hellーエヴァンケルの地獄ー 04
1次の終わりは、2次の始まり。
さっきの敵は、今の友。
それぞれの道が太いほど、簡単には交わらない。
それでも、終了のブザーが鳴った瞬間、ヤリを振り回す巨体に、亀たちはしがみく。
9話:2F-Lero ro's TESTーレロ・ローのテストー 01
400が200、200がおよそ100。
出自も能力も様々な者たちが、一堂に会する。
軟弱そうなランカーが操るその水が、テストの前の簡単なテスト。
その膜を一人でも通れなければチームは脱落。
公平性はクソ喰らえ。
10話:2F-Lero ro's TESTーレロ・ローのテストー 02
少年の質問に、答える試験官。
塔の仕組み、非選別者。
彼もまた最後に言った。全ては上に。
自分の実力も分からない無知な選別者に、ランカーの目が見開く。