神之塔ネタバレず！３１話から４０話の感想というか雑感【読み返しに】

当カテゴリーでは、漫画「神之塔」のネタバレ及び創作物の価値に配慮をしつつ、「あの話って何話だっけ？」となった読者の助けになるよう、１話ずつの感想よりもっとぼんやりした各話の雑感を書いています。
俗に言う「神之塔ぷちネタバレ感想風あぁーこれこれ」です。

３１話：2F-jahad's princessーザハードの姫ー　01

素材も作られた文化も違っても

同じ王の印を刻まれた

靴箱の履かれることのない靴

釣り師の最終合格に影響するテストの中

落とし合う靴

お前たちも全員ニセモノだろ？

引用：神之塔　３１話

本質は、ブランドではなく、履き心地

３２話：2F-jahad's princessーザハードの姫ー　02

灯台守りは姫の名を検索し

選ばれし針のホンモノの持ち主と、その死を知る

おてんば姫の矜恃(きょうじ)は当然のように他を巻き込み

その勝ち誇った顔を、ニセモノの矜恃が塗り潰しにかかる

姪と叔母の関係に作り笑いはない

３３話：2F-jahad's princessーザハードの姫ー　03

ザハードの靴箱から飛び出した靴の過去

全てを捨てて、そして、幸せだけが残った記憶

母の名で復讐を誓う娘は、

高いヒールを許さない

が、彼女も姪の復讐を許さない

２人とも亡き姫を思う同士だから

３４話：2F-jahad's princessーザハードの姫ー　04

同じ教室では才能の優劣が露見し、

優等生は、他の教室のケガ人に差し入れ

それを出来るのは、彼が持つ者だから？

それは、高慢なこと？

３５話：2F-HIDE-AND-SEEKー鬼ごっこー　01

女と女、相手のアクセサリを羨み合う。

この世界で、才能や力は、

望むと望まざるとに関わらず、

悲惨な過去、悲願、切望に目もくれずに与えられる。

今日はすごく…　良い天気ですね

引用：神之塔　３５話

それは「運命」という響きにも似た、

人生の鬼ごっこ。

３６話：2F-HIDE-AND-SEEKー鬼ごっこー　02

ポジションテストのハイライト

塔を登りきった者との鬼ごっこ

３人組はそれぞれ別の道

青の野心家は早くもチームを掌握し、

鬼に立ち向かうべく一丸とする

捜索者のオブザーバーは沈黙したまま

早すぎる鬼との遭遇

３７話：2F-HIDE-AND-SEEKー鬼ごっこー　03

明らかな”おとり”

潰された”ひかり”

意外なイト”と釣り”

「「「チェックメイト」」」

引用：神之塔　３７話

“ぽつり”舌打ちする赤い魚

否、それを釣れるモノと”早とちり”

暗い、纏(まと)い、怒り、無闇

３８話：2F-HIDE-AND-SEEKー鬼ごっこー　04

赤髪の男は、

青筋を立て、

黄色信号の横断を堪(こら)えた

子どものような性格と、それ以上の実力差

授業をしながらも着実に

緑の鬼に近づいて行く

３９話：2F-HIDE-AND-SEEKー鬼ごっこー　05

大人気ない赤鬼と

同じく幼稚な緑鬼

彼女が匙(さじ)を投げかけたのを

仲間の必死が阻止する

厨二病の赤鬼が

「総監督が神之水を使う理由は何ですか？」

「この手でお前を殺したくないんだ　覚えとけ」

「「ブハハハハハハハーー」」

引用：神之塔　３９話

同僚の嘲笑(ちょうしょう)を抜けた先

緑の鬼の姿なく

赤と青、情熱と冷徹、その対峙

４０話：2F-HIDE-AND-SEEKー鬼ごっこー　06

最後の一本橋

追い詰められたのはどちら？

橋の下で殺した息も

歴戦の捜索者にはお見通し

それすら見通していた本物の鬼は

冷や汗すら流す嘘で

赤鬼を一人暗闇へと突き落とし

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