韓国マンガ神之塔。
日本のLINEマンガで21/02/11更新485話にて休載となり、
韓国本連載でも「20/06休載→再開延期」が現状。
・連載再開予定は?延期とは?
・作者様はご病気?
など神之塔の日本読者向け記事です。
結論
- 現時点の連載再開予定は2021年6月以降
- 病気ではなく、慢性的だった首、腰、特に右腕の痛みや症状の悪化(放置すると一生痛みや不便を被る程)
以下、目次に沿って、詳しく書いていきます。
前置き
・今回の記事に作品の内容に関する記述はありません。なのでネタバレの心配もありません。ただし、記事内に貼ったリンクは、作者様の「各話あとがき」を兼ねたブログの為、リンク先には作品内容に触れる部分があるのをご承知の上、ご訪問下さい。
・記事内では作者様のブログ内容(休載に関する部分)の抜粋&要約をしています。原文が韓国語であり、当記事ではそれをさらに要約した表現がほとんどの為、誤訳やニュアンスの違いなどのズレがあることをご了解の上、お読み下さい。これらを気にされる方は、記事内のテキストを飛ばし、各リンクより原文に当たることをおすすめします。韓国語の翻訳にはパパゴ(https://papago.naver.com)がおすすめです。
①今回の休載に関する経緯
まず読者が、今回の休載に関する公式記述を見るのが、LINEマンガ最新485話の末尾にて作者SIU先生の平伏したイラストと共に書かれた文章。
そこには
(体調不良による休載の旨、読者への謝罪と日頃の感謝の言葉)
作品内のコメントの為、本文には触れません。
が書かれています。特に具体的な記述はありません。
(これについて、すぐ次のリンクの作者ブログ内にて「原稿は多くの方々が見る場所で、休載のお知らせ自体が主旨の為、長文を書けずに恐縮に思います」と触れられています。)
こちらは、韓国本連載20/06掲載の休載前最新話、この時点でのお知らせと同じ内容のものが日本語版にも添えられた形になります。
そして、その原稿を終えた後、ひとまずの休養に入った時点で、休載について触れた作者様のブログがこちら
20/06/01
(休載に関する内容の抜粋、要約)
・3部が始まってから首(頚)椎間板ヘルニアがあり、簡単な施術の後もすぐ作業に入ったので、腰までディスク(骨と骨の間の軟骨がつぶれ神経を圧迫している症状)がある状態。作業できないほどではないが長時間座ったりすると痛み。休載のタイミングについて継続して議論をしてきた。
・直近数ヶ月、急激な体調不良とその調整の心労。もっと良いコンディションでエピソードを続ける方が良い、と改めて申しあげて休載許可。
・休載期間を決めていないのは回復時期が分からないのと、また体調不良の際に休息を取れるよう、原稿のストックを作っておきたいから。
・皆さん幸せで健康な一週間を過ごしてください。(作者様のブログにはいつもこのような読者を思いやる文言が最後に添えられます。。)
次に、休載前最新話の無料更新後のブログ
20/06/21
(休載に関する内容の抜粋、要約)
・3週間前からすでに休載に入っている状態なので、休憩を増やしながら作業中。エピソードの最中なので、完璧に休息するのは難しい。休憩プラス作業中。
・休載で一番気になったのは継続して応援してくださる読者の皆様。申し訳ない気持ち。もう少し元気で、丈夫に、いい神之塔を繋いでいけたら。
その後、
20/10/19投稿の連載再開に関するブログが11月に修正された内容
(内容の抜粋、要約)
・現在、原稿作業をしている途中、手首に痛みがあり、連載再開を延期。
・作業を減らしながら精密検査を受けています。結果に大きな問題がなければ、既存の日程(11月の再開を予定していた様子)より数週間の延期と予想します。
+2020.11.22(さらに後日追記の内容)
・結果、靭帯が損傷した部分があり炎症。
・靭帯が弱っているのは前の検査でも多くあって、既存とは違う大きな問題ではなかった。
・腰や首は運動を続けたらだいぶよくなったのに、手首はどうしたら良いのか。
・お話しした通り、さらに数週間の時間がかかります。
最後に、(当記事作成時点での)最新のお知らせがこちら
20/12/14(休載延長に関するお知らせ)
(内容の抜粋、要約)
・11月の連載再開のため作業する中、右腕の痛み、病院で検査、数週間再開を延ばす方向でしたが(ここまで前回のブログの内容)、痛みがより強くなり、他の大きな病院にかかることに。
・数週間の再検査の結果、他の異常があり、この問題を放置すれば、日常生活でも痛みと不便を一生持つ恐れがあるとの診断。
・半年無理をしなければ、(靭帯や椎の軟骨の?)変形を防ぎ、正常に戻れるというのが医師の所見。
・すでに10話以上の原稿を作って、待っている読者の皆様、維持しなければいけないスタジオがあったから、とても悩んだ。
・このまま復帰して、まとまな作業物を出せなかったり、また休載を繰り返すのは、自分の身を顧みなければならない人間として、作家として好ましくない行動だと思い、数週間悩んだ末、休載延長を決めました。
・その他、ブログの後半は、待ってくれている読者へのお詫びと再度のお願い、頑張って作成した原稿を寝かせること、多くの方を失望させることの辛さ、絵を描く腕は当分使い難いけど助けを借りたりして何か楽しませる努力をしたい旨など。
・6ヶ月程度のち、連載でお会いできるようにします。いつも幸せで健康に過ごしてください。ありがとうございます。
20/12/14時点のブログから6ヶ月程度のち連載再開出来るように、ということから順当に行けば、
韓国での本連載再開が「2021年6月頃」。延期の可能性もあるので「2021年6月”以降”」となります。
では、日本のLINEマンガでの連載再開時期は?
という話ですが、元々韓国の本連載とは最新話更新にだいぶ開きがあったとは言え、今回の連載再開時期も韓国よりさらに先になるかというと、必ずしもそうとは言えないと思います。
それは、前述の通り、既に10話以上の原稿があるとブログでおっしゃられているからです。日本語化(訳と吹き出しやコマ調整等)の作業は、作者様のお手を煩わせない範囲で休載中にも既に進められているかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
という意味で、記事冒頭で結論として書いた通り、
日本のLINEマンガでの連載再開時期は(韓国の本連載同様の)
「2021年6月以降」
となります。
また、病気なの?どういう具合なの?と心配された方には、上記、最新のブログ内容の抜粋、要約がそのまま回答になると思います。
②これまでの休載関連
神之塔は、2020年6月で10周年を迎えた長期連載作品です。
第1部78話までの間でさえブログでも体調ご無理されている様子が散見され、長い連載の中では今までにも幾度も休載はありました。
これまでの作者様の休載をツイートでとても分かりやすくまとめてくれている方がいたので、ご紹介します。
2週間〜最長約3ヶ月程度の休載を、今回入れて計13回されています。
(各詳細が気になる方は、該当の日付の作者様ブログ[https://m.blog.naver.com/PostList.nhn?blogId=inutero3334]を読まれると様子が伺えると思います。)
読者なら誰もが「全編カラー」と「(話数を重ねる毎に)1話のボリュームもほんと凄い量」であり得ない作業量だろうと素人目にも分かる作品なので、正直言って休載全然足りてないくらい。
それに今回の休載同様、作業ペースを落としているだけで、休載とは言っても結局は「ストック作り」など制作作業をされているのが大半と察しますので。。
③まとめと少しの感想
神之塔の休載に関するまとめとしては
- 現時点の連載再開予定は2021年6月以降
- 病気ではなく、慢性的な首、腰、特に右腕の痛みや症状の悪化(放置すると一生痛みや不便を被る程)
です。
今回、情報としてお伝えするためとはいえ、扱う内容に対して無味無臭で少なからず冷たい文面と感じた方がいるかもしれません。
10年もの期間と500話に迫る数の連載、その各話の濃密すぎる内容にいつも圧倒されっぱなしの僕個人としても、正直なところいざ休載と聞いて、それを根掘り葉掘り知りたいなんて思考は一切なく、「いくらでも待ちます。本当に良くなるまで休んで下さい」しかないです。
ただそれは、僕がTwitterをしていて、フォローしている方々のリアルタイムな作品外の情報を多少なりとも見れていたから、だいたいの事情も把握して心積もりを出来ていたから、というのも一つあるのかなと思いました。
なにせ神之塔に関する(特に作品外の)情報は、個人発信のSNSなどを除けば、ネット上でも日本語で受け取れるものがほぼ無い。
なので、作品だけを読み進め、休載のお知らせを見て、web上で調べようという方向けに、休載関連の情報をまとめてみるのも意味はあるのかな、と思い立ち、記事にしました。
また、まとめている中で僕自身含め、だいたいの事情を見知っている方にとっても、改めて休載関連の経緯や作者様のブログの内容を通して見ることで、大好きな作品を生み出す作者様の現在の状況、心境をほんのわずかでも思い量れるきっかけになるかも、とも感じました。
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました!
休載期間の読み返しにおすすめな記事をいくつかご紹介します!(たくさん読み返して、休載期間もアクティブな閲覧数やいいねで少しでも作者様を応援できたら良いですね)